歌謡曲の楽譜がはっきりするのは戦後になるかと思います。楽譜は、全集と1冊あるいは2冊にまとめられた「・・・全集」「・・・すべて」など1冊に数百曲にまとめて掲載された楽譜はたくさんあります。
ここでは、全集とその他のダイジェスト版、さらに月刊誌などについてご紹介していきたいと思います。
1.歌謡曲全集 通巻もの 2.歌謡曲全集 1冊もの、上下巻等 3.ピアノ弾き語り 4.ギター独奏 5.ギター弾き語り 6.ピアノソロ 7.月刊もの 8.木管用 9.金管用 10.その他 |
1.歌謡曲全集
歌謡曲全集と呼べるのは、現在「全音歌謡曲全集」(通巻67号)、全音歌謡曲大全集」(通巻10号)だけです。
特に全音歌謡曲全集の楽譜には、約70年の歴史があります。
1950(昭和25)年頃に刊行された全音楽譜出版社のこの全集の最新刊の「歌謡曲全集67」は2018年に刊行されました。実に全11,001曲が収載されています。
この楽譜はメロディー譜ですが、イントロ、オブリガード、間奏、エンディングまでほぼ可能な限り掲載され、ポピュラーの系のミュージシャンが集まれば、この楽譜だけでそれなりの演奏で曲を再現できるようになっているものです。
さらに上記の全集をフォローして、ダイジェスト版として歌謡曲大全集(現在10巻、全4,302曲収載)が刊行されており、これも 全音楽譜出版社から出ています。歌謡曲全集と少し違うのは、第1巻では軍歌や唱歌など昭和初期あたりに流行した歌謡曲も収載されています。
2.歌謡曲大全集
- 歌謡曲大全集(1)
- 歌謡曲大全集(2)
- 歌謡曲大全集(3)
- 歌謡曲大全集(4)
- 歌謡曲大全集(5)
- 歌謡曲大全集(6)
- 歌謡曲大全集(7)
- 歌謡曲大全集(8)
- 歌謡曲大全集(9)
- 歌謡曲大全集(10)